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ハローワークの担当者のお情けにすがる

しばらく前からですが、日本で話題になっているのがフリーターやニートの問題です。フリーターやニートには、自分から好き好んで、そうなっているのでは決してありません。なんらかの偶然やアクシデントが重なり合って、たまたまフリーターやニートになっているだけなのです。ですが、一旦、フリーターやニートに陥ってしまうと、そこから這い上がるのは、至難の業です。問題なのは、これらのフリーターやニートの人たちでは、就職活動をしたいのだけれども、なんとなくハローワークには抵抗があると言った、漠然とした恐怖心です。まず最初にお話しておかなければなりませんが、ハローワークは決して恐ろしいところや怖いところではないということを肝に銘じておかなければなりません。そこはれっきとした政府の出先機関ですから、たくさんの優秀な担当者たちが集まっています。ですがそこに集っている人の中には、政府の主力メンバーから外れて、たまたまそこに勤めさせられているような人たちもいます。 そういう人たちは苦労をしていますから、人の苦しみとか悩みを理解する能力に長けています。反対に、人の苦しみや悩みを理解するのが苦手な人たちはいわゆる政府の優等生ではないでしょうか。

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